megagengar’s blog

メモとか思ったことを適当に

ちょいちょいdisられてるので真面目に書く

note.com

 

ツイートの意図が伝わらないのもな~と思ったので、真面目に記事を書きます。

あと某窓自体の取り組みは別に良い内容だと思います。

このゲームをやるうえでコミュニティを広げることは順位とか抜きにしても結構大事なので。

またここでの3桁は毎シーズン取ることではなくて取ったことがある程度の意味合いです。ルールや取り組む時間の差の違いもありますし。

 

勝率五割を維持して最終三桁を達成することのあまりの非現実さが理解できると思う。

勝率5割では流石に厳しいですし、多分他の人の試合数を稼ぐツイートにもその意図はないと思います。試合の反省と構築の改善により勝率を上げることは当然必要です。

ただランクマッチは連勝のゲームなので案外全体勝率と順位やレートはそこまで関係なかったりします。私が7世代で最終10位を取った時も勝率6割をギリギリ切っていました。

 

ただ試合数をこなして最終三桁を目指すという方法はあまりにも非現実的で、“勉強すれば誰でも東大に入れる”というのと同じようなアドバイスだ。このような意見は、コーチとして落第だ。

東大と比較するならば最終1桁、せめて2桁でしょう。これらは単純な努力だけではなかなか難しいと思います。偏差値が~と言ってもポケモンを真面目にやる割合と大学受験を真面目にやる割合は大きく違うので。

例えとして微妙だとは思いますが、あえて書くなら関関同立やMARCHくらいだと思います。(世間的にはそれでも難しいかもしれませんが、これらは勉強する環境と健康な身体と本人のやる気さえあれば努力の範疇だと思います。)

 

構築記事によくある構築経緯の欄や個体解説の欄では対症療法的に、自身の構築の欠陥をこのように穴埋めした~という文面は見かけることがあり、その対症療法の手数を増やすことが修正能力のトレーニングになるとは思うが、前期の上位構築に記載のあった「アシレーヌ(とブリジュラス)が重いため、ガブリアスを採用した」というような優れた能力は、コーチングを受けたところで身に着けることは難しいだろう。

すべてのプレイヤーがとは言いませんが、多くの人はあれこれ試行錯誤して構築の補完を考えています。ポケモン自体の細かい調整もですし、ポケモン自体の変更も含め。それを記事にすべて書くのは無理があるので、構築記事の体裁のために省略している人が多いと思います。

そのためこのスキルが非常に重要というのは同意で、だからこそ元ツイートには「毎試合反省しながら構築の練度を上げて」と書いています。

このスキルを鍛えるのは結局構築記事や上位配信を見たり、自分でひたすら試すしかないかと...。世の中そんなに甘く無いです。

この箇所は感覚で行っている人も多そうですが、私の方法論を上げるならば欲しい条件である程度絞って徹底攻略でポケモン一覧を種族値順に並べ、覚える技や種族値などを眺めて考えることが多いです。この手法は9割以上外れますし、脳内で多数のポケモンを没にする必要があるので慣れないうちはあまり推奨しませんが。

勿論実際に育成して弱いポケモンも多数生まれます。必要経費とは思っています。

個人的には軸の選定も同じくらい重要度が高いと思いますが、これは本当に難しいと個人的には思います。記事にも書いたように前期失敗してますし。

 

結局のところ、プレイヤー自身が構築の修正能力を身に着けるしか手段がなく、そのために必要なことが「試合数をこなすこと」「配信を見ること」「構築記事を読むこと」しかないのであれば、全てのコーチングは破綻してしまう。実際に求められているのはその地道な努力をサポートできるメンタルケア要員だという結論になってしまい、であるならば上位プレイヤーに協力を頼むのではなく、乳のでかい女の子に頼るのが一番よい。

極端な例ですが、あながち間違いではないです。それぐらいポケモンはメンタルゲーです。

正直ほかのプレイヤーからのコーチングは「第三者の意見を聞く」くらいの位置が限界だと思います。所詮はプロではなくてボランティアです。

勿論本当に時間をかけて丁寧に指導すれば話は変わると思いますが、本人にも生活がありますし自分が潜る時間も必要なので現実的ではないかと。

 

……と割り切るのは簡単なのだが、構築単位で百通り以上のポケモンをカバーできていないのであれば仕方ないものの、実際にはそれらのポケモンを使用者は対応可能なものとし、その構築で勝利しているからこそ結果が伴っているはずなので、そこまで含めた言語化が可能なのではという疑問が、常々ある。

本当にすべてのポケモンと型に対応できるなら受けループのヘイラッシャに地割れは不要です。

そもそも最終1位であってもすべての試合には勝てません。対応範囲の広さは構築の完成度に大きく関わるでしょうが、割り切りも求められます。

環境を読んで勝率を上げること、選出択に勝つこと、選出に負けたうえで捲るルートを考えることなど対応策はいろいろとありますが、これも分岐が膨大すぎるのとルールやシーズンによる差がかなり大きいので文章化は困難であると思います。

少なくとも3桁目標であれば「すべての構築に勝つ必要はないが、流行りの構築にはなるべく勝てるようにする」「構築上明らかに通っているポケモンは対策する」くらいは考えておくべきだと思います。

 

ここまできて最初の問題に帰着すると、三桁を目指すプレイヤーに対し多くのプレイヤーが「記事や配信で勉強して試合数をこなせば普通に行く」と言っているのも、やっているゲームが異なるからとも言える。

すこし趣旨がずれますが、実際に「最終3桁を取りやすい構築」と「最終2桁以上を取る構築」は違うと思います。

「いくら今勝率が良くてもこの構築は2桁は無理だな」と思ったら私は捨てます。

レギュHの例だとイエアルマニューラやバトンや雨などのわかりやすいギミックは3桁は割と狙いやすい構築ですが、2桁に行くにはかなりの練度が求められます。

この辺も環境によって結構違いますし感覚的な部分も大きいのですが、「パワーはあるものの構築の見た目で処理ルートがわかりやすい構築」はその傾向が強いです。

 

この記事に「最終三桁になるためのヒント」を得るために来た人がいたら可哀想なのでタメになることを書いておくと、ビギナー級のROMから始めるのが一番効率がいいと思う。

完全に忘れてましたが、これはその通りだと思います。

 

とりあえず思ったことを書いてみました。

多少やり方に幅はあるにせよ地道に試合数をこなして経験を積むしかなくて、その方法は構築とプレイングを詰めることに尽きると思います。ここは3桁も2桁も正直変わりません。

実際にはポケモンに使える時間は人により限界があるのでその中で適切な方法を取るべきというのはあります。

個人的には3桁目標ならサブロムを使うのはあまりお勧めしません。2ロムで4桁にいるより1ロムで3桁で戦う方がよっぽど学びになります。

またポケモンは割とあるタイミングで(強い構築が組めるなど)一気に順位が上がることが多いので、その経験から実力が伸びるのが一番の好循環ではあります。

 

S22使用構築 最高レート2118 最終レート2036 最終215位

お疲れ様です。S22の構築記事です。

今期は溶かしたうえに構築の完成度も低いので記録として簡易的に。

TN WelcomeHell 最高レート2118 最終レート2036 最終215位

マスカーニャ @ こだわりハチマキ
テラスタイプ: あく
特性: へんげんじざい
性格: いじっぱり
151-178(252)-90-90-91(4)-175(252)
はたきおとす / とんぼがえり / けたぐり / じゃれつく

エースバーン @ こだわりスカーフ
テラスタイプ: ほのお
特性: リベロ
性格: いじっぱり
155-184(252)-95-76-96(4)-171(252)
かえんボール / とんぼがえり / ダストシュート / けたぐり

サーフゴー @ たべのこし
テラスタイプ: ひこう
特性: おうごんのからだ
性格: ひかえめ
177(116)-58-116(4)-201(236)-112(4)-123(148) *A0
シャドーボール / ゴールドラッシュ / みがわり / わるだくみ

ガチグマ(赫月) @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: しんがん
性格: ひかえめ
207(148)-67-144(28)-198(196)-102(132)-73(4) *A0
ブラッドムーン / ハイパーボイス / だいちのちから / しんくうは

ブリジュラス @ こだわりメガネ
テラスタイプ: ひこう
特性: がんじょう
性格: おくびょう
165-99-151(4)-177(252)-85-150(252) *A0
りゅうせいぐん / ラスターカノン / 10まんボルト / あくのはどう

アーマーガア @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: みず
特性: プレッシャー
性格: のんき
205(252)-107-172(252)-73-106(4)-64 *S0
ボディプレス / とんぼがえり / てっぺき / はねやすめ

 

構築経緯

・鉢巻のパワーが高いと考え主軸に

レギュレーションHは全体的にアタッカーのパワーが低いのが不満であった。

その中で鉢巻マスカーニャは裏への負荷が非常に高く、構築の軸に据える価値があるポケモンであると判断し、主軸とした。

・持久力ブリジュラスを起点にする身代わりを採用

マスカーニャの課題はAキュウコンと持久力ブリジュラスであると考え、残飯身代わりサーフゴーでこれらを起点にする動きをもう一つの軸とした。

・スカーフの採用
マスカーニャがミラーなどに選出しにくいため、補完となるサブアタッカーを模索し、上から蜻蛉返りを押せるスカーフエースバーンを2枚目のアタッカーとして採用。
マスカーニャが弱い相手のスカーフ持ちの上から殴れること、ウルガモスに強いこと、鋼への炎打点が持てることなどが評価点。

・対面性能の高いチョッキの採用

ここまでで基本選出は+1なのでこの枠を検討した。
打ち合い性能の高さ、先制技、対グライオン、シャドボの一貫などを意識してチョッキガチグマを採用。

身代わりサーフゴーはグライオンTODされるためママングライに基本勝てないのだが、このポケモンと後述するアーマーガアで抗うことができる。

・眼鏡の採用
カイリューのスケイルショットの牽制、ステルスロックの警戒などのためにブリジュラスの採用はほぼ必須と判断。型はいろいろと試したが、今回は特殊打点を補う拘り眼鏡。

・補完枠のHB

ここまでで地面の一貫があり、重いオオニューラやガブリアスなどを意識してHBゴツメアーマーガアを採用。
同居しやすいグライオンママンボウに負けないのも評価点で、マスカーニャやガチグマの展開が可能。

 

本構築の軸。最もパワーの高い悪テラス+意地ASで採用。

技構成は下の4つ。

・メインウェポンの「叩き落とす」

・ブリジュラスに打ってサーフゴーに繋ぐ「蜻蛉返り」

・悪との範囲の補完のよい「けたぐり」

・ドラゴンへの打点の「じゃれつく」

あまりにも「不意打ち」や「トリックフラワー」が欲しく、頻繁に入れ替えて使っていたが、エースバーンやサーフゴーとの補完を考え今回はこの技範囲とした。

トリプルアクセル」は命中不安かつ打つ頻度もさほど高くないので優先度は低め。

パワーそのものは高いものの終盤の刺さりが悪く、軸としては微妙だった。

 

終盤に補完のアタッカーとして採用。ウルガモスガブリアスを意識して意地AS。

スイーパーになりえるため火力意識の炎テラス。

・メインウェポンの「かえんボール」

・サイクルを回す「蜻蛉返り」

・岩テラスウルガモスとブリジュラスに打てて命中安定の「けたぐり」

アシレーヌなどに打てる「ダストシュート」

「おにび」「アイアンヘッド」「ふいうち」なども候補。

単体性能はそこそこ高かったと思うが、命中不安の塊でレートを溶かした大きな原因。

選出立ち回り含め考察不足。

 

構築の組み方から「身代わり+悪巧み+2ウェポン」の構成は確定。

選出頻度が高く、テラスタルに依存しなくてもよいように技範囲はシャドーボール+ゴールドラッシュとした。

そのためテラスタイプはカイリュー地震を透かす飛行。

火力が欲しいのでCはなるべく高く。

Sは遅いミラーおよびキノガッサを意識して123、Hは16n+1の177とした。

本構築最強のつもりだったが、最終日は持久力ブリジュラスが激減し微妙。

 

技構成、テラスタイプはテンプレ。

配分はめろさんにもらったD方面の高い配分。

打ち合い性能が高く、基本選出の3枠目として非常に使いやすかった。

 

合計でも数戦しか選出しておらず諸説枠。良い型が見つからなかった。

ブリジュラス自体はこの構築に必須であるとシーズンを通して感じていたため採用したが、今思うと構築で重いバトン系統の対策のために吠える型を採用すべきであった。

 

物理、特にオオニューラの相手をするためにHB特化。

ゴツゴツメット+鉄壁+ボディプレスは削りと詰めの両方を担える優秀な構成。

実際には相手のオオニューラの急所および炎Pの火傷率があまりにも高く何戦も落とした。

ガチグマ+アーマーガアという並びは非常に優秀であったため、この構築の数少ない評価点。

 

あとがき

鉢巻マスカーニャの通りが終盤悪くエースバーンの選出率が想定より高くなり、結果技外しと練度不足で落とした試合が多かった。

ブリジュラスの型が定まらなかったのも明確な反省点。バトン系統を舐めすぎたことで数戦落としている。

クッション側のガチグマ+アーマーガアは強かったのでやはりこのルールにまともなアタッカーがいないのが悪い。

このルール早く終わってほしいけど11月は多分リベンジします...。

 

S21最終5位 最高最終レート2140 ランドカビバド

お疲れ様です。

今回はシーズン21最終5位、レート2140の構築記事です。

TN:WelcomeHell

目標としていた最終1桁をついに達成できました。非常に嬉しいです。

先日の第51回委員会オフも類似構築(マリルリアシレーヌかつ一部構成が異なる)で優勝しています。そちらは別で記事を上げる予定です。



構築経緯

シーズン20の構築記事を見ていると、最終39位の眼鏡黒バド+欠伸カビゴン+HBランドロスの並びを見つけました。

twitcasting.tv

(問題があればリンクは削除します)
構築名「ランドカビゲン」とあり、自身の7世代の構築を思い出すと是非とも使いたいと思い、大きく参考にして今回の構築を作らせていただきました。

知らない人が多いと思うので一応書いておくと、7世代は各々が自分の得意な構築を持っているゲームでした。その際の自分の持ち構築がランドカビゲン⇒ランドカビアゴでした。そのため約3年間欠伸カビゴンを使い続けた過去があるので相当愛着があり、欠伸回りの立ち回りにも自信がありました。

実際この環境でのカビゴンは毒無効、霊無効、特殊からはほぼ弱点がつかれない欠伸持ちであり、サーフゴーのいないこの環境では特殊クッションとして優秀な性能でした。欠伸無効かつ馬鹿火力のミライドンだけがネックですが...。

また眼鏡バド+ゴツメランドという並びは元々自分でも考えていたため、まずは原案を回して、その後自分の使いやすいように調整しました。

結果裏を大きく変更し今の構築となりました。

 

構築詳細

個別紹介

バドレックス(黒馬) @ こだわりメガネ
テラスタイプ: フェアリー
特性: じんばいったい
性格: おくびょう
191(124)-81-101(4)-201(124)-121(4)-222(252) *A0
アストラルビット / サイコキネシス / くさむすび / テラバースト

配分は私がS19で使ったものと同じテンプレのものです。

以前と変わらず拘り眼鏡はバドレックスの型の中でも最高クラスのスペックであると考えています。

眼鏡バドレックスのノーマルテラスタルがケアされやすくなったこともありますが、パオジアンに突っ込むために耐性テラスタルが必要なので、参考記事と同じくフェアリーテラスです。

眼鏡フェアリーテラバーストはオーロンゲやディンルーカイリューへの打点になるだけでなく、チョッキ以外のミライドンを落としきれます。何気に今期個体数の多かったアラブルタケにも屈しません。一貫も取りやすい技であり非常に優秀でした。稀に襷でないパオジアンが出落ちします。

草結びはフェアリーテラバーストと技範囲が被りますが、水テラスのザシアンおよびミライドンへの打点になるのが非常に大きく、テラスを切らなくても使うことができるので外せない技でした。

ノーマルテラスではないのでバドレックスミラーが課題ですが、バドレックスミラーは眼鏡であればもともと有利寄りですし、本構築ではメタモン含めカビゴンで解決可能です。と言いつつ同速になる試合はどうしても生まれてしまうのでそこはある程度割り切っています。

このポケモンは「悪タイプのいない構築or選出にいかにサイコキネシスをうつか」というポケモンであると考えています。テラスタルを切る前提であればテラバーストでもよいですが、要は相手のノーマルテラスのケアを考えるとアストラルビットを過剰に打つことは弱いということです。

最終日早朝の試合ではザシアン軸にアストラルビットを1回も打たずにサイキネを5回打って勝利しています。これは極端な例ですが、キョジオーンの増えた今期はとくに重要であったと思います。

今期は比較的通りが良く、文句のない構築の軸でした。パワーだけで崩し性能が十分高く選出が歪みにくいのも偉いです。

 

ランドロス(霊獣) @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: みず
特性: いかく
性格: のんき
196(252)-165-156(252)-125-101(4)-99
じしん / とんぼがえり / がんせきふうじ / ステルスロック

コライドン、ザシアンに抗うHBランドロスです。

本構築最強クッションであり、特にザシアンに高い勝率を残せたのは疑いなくこのポケモンの存在によるものです。禁伝に限らず、炎オーガポン、カイリュー、オーロンゲ、ランドロスミミッキュ、オオニューラ、テツノワダチなど多くの物理アタッカーの相手をしてもらいました。

カイリューおよびミラーの下からとんぼ返りを打つためSに下降補正をかけています。

途中まではミラーを想定してS個体値を下げた実数値98の個体を使っていましたが、準速ミミッキュに岩石封じを当てたとき同速であることに気づき、S個体値Vに変更しました。

技は外せるものがなくこの4つで固定です。岩石封じはエレキシードオオニューラを筆頭に必要な相手がかなり多いです。最終日の朝には草分けザシアンに連打することで1戦拾いました。

ラスタルはコライドン及びイーユイのために炎耐性が必要です。そのため炎オーガポン意識の炎と水ウーラオスおよびザシアンの水テラバースト意識の水で選択です。もともとは電気テラスパオジアンを意識した炎でしたが、今期は水テラバーストザシアンが多く、最終日深夜に炎⇒水に変更しました。

 

カビゴン @ たべのこし
テラスタイプ: あく
特性: めんえき
性格: しんちょう
257(172)-130-98(100)-76-176(236)-50
かみくだく / あくび / まもる / じわれ

ほぼ毒無効の特殊版ヘイラッシャです。

とにかくアストラルビット無効と毒無効があまりに偉く、自然に地割れが採用できるので相手の構築によらず選出も行いやすいため、対バドレックスのメインに据えることとなりました。他の特殊禁伝やハバタクカミなどに投げていきますが、グライオン入りだけはどうしても厳しい相手でした。

案外守るがケアされず、多くのランドロスやゴリランダーを寝かせることに成功しました。またチョッキを持たずとも特殊へのクッションになるのが偉く、構築で課題の対イーユイにチョッキを回せます。

配分は参考記事そのままです。

技構成は無効がなくバドレックスに打てる嚙み砕く、このポケモンの軸の欠伸守る、崩しのための地割れです。元記事ではミライドンへの選出を想定したであろう地震でしたが、ミライドン+ウーラオスにこのポケモンを出して勝つのは困難と判断しました。

地割れはルナアーラやテラパゴスといった特殊禁伝に欠伸守るを絡めて試行回数をかなり多く稼げる他、瞑想バドレックスにも欠伸の後連打できるのでほぼ必須と思います。ムゲンダイナにも打ちましたが裏にほぼグライオンがいるのとプレッシャー+守るで実用的ではなく、この点は構築の課題です。

今期の瞑想バドの技構成は高速移動アストラルビットドレインキッスorギガドレインの構成が多いと踏み、カビゴンへの遂行速度が割と遅いので欠伸を絡めると5回くらいは地割れを打てるのですべて処理できる想定でしたが、最終日にアンコール瞑想に数回困りました。

対一般枠としては挑発のないブエナカミを流せるのがやはり非常に大きいです。他にはドヒドイデ、ドオー、ポリゴン2などの耐久ポケモンに強いのも評価点で、地割れでの処理に限らず、状況によってはTODに移行できます。またママンボウの下から動けるのも非常に偉いです。

テラスは黒バドレックスのエスパー技とルギアのサイコノイズを意識した悪テラスです。特に拘りのバドレックスに対してはかなり有効で、サイコショックに崩される心配がなくなるうえ、相手がラス1かつテラスを残しておけば一度守ってテラスを切るか判断できます。

ここまでバドレックスに相当強そうな顔をしていますが、最終日の黒バド構築はきつい型や並びを結構引いたため勝率はぼちぼち止まりでした。ただ久しぶりにこのポケモンで欠伸を打ちまくれましたし、全体を通して構築を支えていた存在だったのは疑いない枠です。

7世代と比べるとさすがに強さは控えめでしたが、細かい立ち回りにおいて当時の経験はかなり生かせたと思います。一方でまともに一撃技を使うのが割と初めてのレベルであり、特に使い初めは雑に打ってしまった試合も多いのが反省点です。このポケモンの地割れ自体は毒無効の都合上出したい相手に打ちやすく、欠伸を絡めると打つ回数も相当稼げるので間違いなく強いのですが、外した際のケアが効かない場面が多く悩ましい技でした。

 

ウーラオス(連撃) @ こだわりハチマキ
テラスタイプ: こおり
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
183(60)-198(236)-144(188)-74-81(4)-120(20)
すいりゅうれんだ / インファイト / アイススピナー / アクアジェット

ウーラオス枠です。

今回は後述のマリルリを採用したこともあり、このポケモンを外した構築の形も試しましたが、相当構築のパワーが低下したため断念しました。やはりディンルーやグライオン、パオジアンなどを意識すると外せない枠だと思います。

持ち物も襷/スカーフ/グローブすべて試したのですが結局拘りハチマキに落ち着きました。やはりあまりにも黒バドレックスとの相性が良いです。

配分はパオジアンの電気テラバーストを意識してBに厚くしつつミラー意識で少しSを上げています。

テラスはコロコロ変えました。

最初はバドレックス耐性を考えノーマルにしていましたが、構築上ゴーストはカビゴンで切ればよいと判断し、エスパー技の一貫を切る悪テラスに一時変更しました。

しかしムゲンダイナ+グライオンがどうしても厳しく、サブロムが溶けた原因でもあったため、最終日朝にアイススピナーの火力が出せる氷テラスに変更しました。この構築最大の怪しい箇所で、他の選択もあったかと思います。

結局氷テラスが有効な試合は特にありませんでしたが、変更後選出にきれいに絡められた結果ムゲンダイナを1戦拾えたので良かったです。

一応テラスを切ればカイリューもワンパンできるので、S実数値を133にすることも考えましたが、最終日はそこまで鉢巻カイリューが多くなかったため単体性能を優先しましたし、ミリ耐えする試合も多かったので本配分が正解でした。

 

オーガポン(炎) @ かまどのめん
テラスタイプ: ほのお
特性: かたやぶり
性格: わんぱく
186(244)-140-148(244)-72-116-133(20)
ツタこんぼう / パワーウィップ / じゃれつく / こうごうせい

対ザシアン、白バドレックス、ゴリランダー、キノガッサハッサム、アラブルタケなどを担うため腕白HBです。何気にこの構築のMVPで、かなり広い範囲に出せるうえ構築での補完がかなり良いです。

ウーラオスや草テラスキョジオーンに強めなこと、じゃれつく採用で鉢巻カイリューに勝てること、ハバタクカミのムーンフォース半減、胞子宿木無効など欲しい要素を多く持っています。数の多かった鉢巻カイリューを対面処理するためSに少しだけ振っています。今期はアラブルタケおよびキノガッサが一定数いたのと、ゴリランダー入りがかなり面倒なので必須の枠でした。

HB振り+光合成の恩恵は大きく、ランドロスと合わせて広範囲に出していけます。テラスタルを切れば火力も出るのでまず腐りません。相手のコライドンの晴れにタダ乗りできるのも偉いです。

Bは244振りでA特化パオジアンの氷柱落としの乱数がずれること、光合成の回復効率のためにHは偶数のほうが良いことからHBともに244振りです。

光合成などの天候によって回復量が変わる技はHPが奇数だと切り捨てになるので、HPが偶数のほうが効率が良いです。自己再生や羽休めなどとは違う仕様です。

じゃれつくの枠は叩き落とすとの選択で、叩きも相当強いので悩ましいです。しかしカイリューに多数打ったので今期に関しては正解だったかと思います。

 

マリルリ @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: じめん
特性: ちからもち
性格: いじっぱり
203(220)-110(236)-101(4)-72-102(12)-75(36)
じゃれつく / アクアブレイク / アクアジェット / はたきおとす

主に対イーユイを意識した補完枠です。見た目ではカビゴン以上に採用理由がわかりにくいですが、「コライドンのスケイルショットの起点にならず、ミライドンの流星群無効のためランドロスと最悪サイクルでき、襷パオジアンとウーラオスに対面で勝てて、晴れでもカミとイーユイに投げられるチョッキ持ちかつ先制技を持つポケモン」が必要条件です。事実上マリルリアシレーヌの2択です。

上記のように対面的に薄く広く見る枠です。一方で叩き落とすにより相手のサイクルに負荷をかけられることもあり、オーガポンやランドロスとサイクル形成が可能です。

このように叩き落とす+アクアジェットに加えタイプの優秀さで強く使えるポケモンです。ただし数値が低めであり過労死枠なのも事実なので、実際の選出や扱いには注意が必要です。特にガチグマには別に強くありませんし、晴れイーユイには普通に押し負けます。

配分はディンルーやガチグマ意識で気持ちSを確保し、A11nとD偶数を満たし、HBDの配分が悪くならない程度にしました。

技はこの4つでほぼ確定です。ガチグマ意識で馬鹿力など他にも欲しい技はあるのですが、仕方ありません。コライドン軸への選出率の高さもあり、じゃれつくの命中が100であればアクアブレイクを外すのも視野なのですが、アクブレ+アクジェでASパオジアンを落とせるため外せませんでした。結局安定技としてアクブレを打つ頻度は高いです。

ラスタルはミライ+パオラオスに投げることが多いので最終手段の地面テラスでの採用です。とはいえ実際にVSミライドンではテラスはバドレックスに切ることが殆どで、かつこのポケモンにテラスを切るとパオジアンに勝てなくなってしまうので殆ど使いませんでした。ちなみに1回だけパオジアンの電気テラバーストを透かしたことがあります。

そのため他のテラスタルへの変更も視野です。第一候補はアクジェの火力が伸びる水テラスで、もし馬鹿力を採用する余裕があれば格闘テラスにしていたと思います。H振りのガチグマまで処理できます。

元々はこの枠は同じ役割としてアシレーヌを採用していましたが、アクアジェットの火力と叩き落とすの存在、カミイーユイオーガなどへの打点の違いによりこちらのほうが構築に適すると判断しました。

 

対禁伝

裏の一般枠や型次第で大きく変わるので、あくまで基本選出とおおよその有利不利のみ記載します。特にイーユイとメタモンの有無は選出に大きく影響します。

VS黒バドレックス 微有利

@1

裏次第で3匹目を決定します。立ち回りにおいて3匹目の物理アタッカーは非常に重要なので正しい選出や立ち回りが必要です。一応ウーラオスが基本ですが、ハッサムやゴリランダーなど炎オーガポンを絡めないといけない相手も存在します。

カビゴンの存在により有利寄りではありますが、案外崩されやすく最終日の勝率はぼちぼちでした。

 

VSコライドン 微有利

or

イーユイカミに強いマリルリ選出が多いです。

構築上は有利を取りやすいですが、やはりパワー負けする展開や型の読み違いによる負けは少なからずあります。

 

VSミライドン 微不利

相手の型や裏にもよりますがなかなか厳しい立ち回りになります。

初手と並びから型と選出を予測して詰め方を考えます。

色々とルートは考えましたが、結局は完全な回答は持てないので気合で勝ちます。と言いつつ案外再現性があり勝率は悪くなかったです。最終日だけみると単純に裏のパオジアンにめっちゃ運ゲされて負けましたが...。

幸い環境に眼鏡が多く、初手お祈り眼鏡テラバーストが通りやすいため少しやりやすかったです。チョッキが多い環境ではもう少し考える必要があります。

 

VSザシアン 有利

ザシアンに物理で役割集中されないためにオーガポンとランドロス両選出が多いです。

他の選出も用意できるので裏にもよりますが有利としました。

おそらくこの構築で一番選出や立ち回りが要求される相手です。最初は慣れるまで本当に勝てませんでしたが、練度向上に伴い勝率が上がり、最終日で最も高勝率でした。

ザシアンがランドロス+炎オーガポンを破壊するには水テラバーストが一番手早いですが、眼鏡草結びでそれを返せるのが非常に偉いです。

 

VSテラパゴス 残飯:有利 眼鏡:微不利

@1

テラパゴスが残飯であれば残数を取ってカビゴンで欠伸と地割れを打てるため有利です。毒びし無効が非常に生きる相手です。

逆に眼鏡はこちらのサイクルが回しきれずなかなか苦しい戦いを強いられます。

そこまで個体数が多くなく薄めの相手です。

 

VSムゲンダイナ 不利

相手の構築にもよりますが、かなり苦しいです。

カビゴンはムゲンダイナに投げられますが裏のグライオンが厳しく、仮に裏をなんとか処理して地割れを何度も打てる展開になってもプレッシャーに阻まれ4回しか打てず、しかも守るもあるので実際には欠伸で流すしかないです。

そのため何とかしてバドかラオスを通します。裏次第でわりとワンチャンはあります。

 

VSカイオーガ 5分

@2

裏次第で物理アタッカーを選定します。マリルリウーラオスが相手の雨に便乗できるのが偉いです。また場合によってはカビゴンで少しだけサイクルします。

オーガのスカーフだけは厳しいですがほぼ環境にいないので切っています。他はそれなりに勝てます。

 

VS白バドレックス 5分

or

相手の構成にもよりますが、トリル展開が意外と苦しいです。相手の選出次第ですがうまく立ち回るしかないです。数が少ないのでそこまで厚くは考慮していませんが、ウーラオスをうまく使うゲームになりやすいです。特に試せませんでしたが、もしかするとウーラオスの氷Tが生きるかもしれません。

イーユイ入りが多いのでマリルリ選出も視野です。

 

VSホウオウ 5分

or

裏にもよりますが、ステロをまいて眼鏡アスビを通すゲームです。ラオスは裏に阻まれやすく、どうせ聖炎で燃えるのであまり使い物になりません。

チョッキ以外のホウオウはバドが受からず、ブーツ以外ではステロが刺さります。ただ最終日は鉢巻と残飯守る再生に押し負けたので結局構築次第と思います。

 

VSルナアーラ 有利

@1

黒バドレックス以上にカビゴンへの遂行速度が遅いうえ、バドルナ対面を作ればルナアーラがテラスを切ってくれるのでかなり楽です。

 

VSネクロ 有利

oror

バドランドともにネクロに強いので有利です。

イーユイ同居が多く、マリルリを出すことも考えます。

 

VSルギア 瞑想2W:微有利 身代わり吹き飛ばし:無理

@1

毒びし無効+悪テラスが生きます。

バドでルギアにテラスを切らせて地割れを当てるorTODするので瞑想型は基本有利ですが、身代わり飛ばしはお手上げです。

最終日は数が少ないと思い切りましたが、最終日に当たらなくて助かりました。

 

結果

今期は構築には割と自信があったため、S19で失敗した最終1桁を狙いに行きました。

~15:00 2ロム2000スタート。メインを2050でいったん保存

~21:30 サブが永遠に2010~2040あたりから抜けられず。

夕食後下振れて溶かしたので睡眠確保を優先し、捨てて一回睡眠。

2:30~3:30

起床。もう少し寝るつもりだったが起きてしまったので2050から開始。4-1で2100チャレを通し3位。

3:30~6:00 様子見で休憩し、6時に11位から潜り始め。

7:13 2100から1回落ちるが、4-2で戻して2127で3位。

保存を考えるが1桁は怪しいと判断し、少し休憩後もう1戦。

7:45 勝利し2140で2位。最終1桁は取れそうかつ1位までは遠いと判断し保存を決定。

8:59 順位確認したところ5位。そのまま変動なし。

正直7:45の段階で1位を狙ってさらに潜ることもだいぶ考えましたが、今回は1桁を取ることが目標で2140を超えたら保存するつもりだったので、最初の目標に素直に従いました。

またチャンスがあればさらに高い順位を狙っていきます。

 

第51回委員会オフ 簡単に

予選5-1 1位抜け

トナメ3連勝で優勝

実は7世代のランドカビで優勝したことないのに9世代で優勝してしまった。

構築の詳細は今期のランクマ終わってから記事にする予定なのでここでは特にコメント無し。ただ構築は現在進行形で調整中なので1週間で大きく変わる可能性は高い。

委員会オフは割と勝率良いので次も勝ちたい。

S19一連の流れと反省

ほぼ個人的なメモであるが、s19は潜り方に失敗したこと、多くの真皇杯予選に出ていることから、戒め及び今後の反省として記録を残しておくこととする。

 

日記

S18最終日付近

ぶっちゃけ5月の最後の週は仕事がやばいくらい忙しく、言い訳にはなるものの正直ポケモンどころではなかった。最終日はなんとか早めに帰ろうとするもそれも失敗。

クタクタの状態で2000スタートから70くらいは盛ったが、構築の調整も環境把握もできておらず惨敗。

 

6月初週

この状態から構築の軸を捨てるにはさすがに惜しかったので一週間調整してオンライン予選に持ち込んだが、初戦で酷い運負け。

この後が記事に書いたひゅーずと通話していたタイミングなのだが、この1週間の構築調整の中でヒスイヌメルゴンのスペックに気づき、性能から組むなら眼鏡バドだなと考えていた。

さらに赤ゴジラさんがこの並びでオンライン予選を勝っていたのを見たため軸を投げてみたという経緯。

翌週の関西予選2、東海予選に向けて自分でも調整したかったものの、その段階の構築もそこそこ強く2ロム2桁を普通にキープできていたため、予選は使用中のの構築で出ることに。

 

6月2週目

関西予選2、東海予選に参加。

いずれも予選は抜けたがトナメであっさり負けたこと、想像よりも眼鏡バドチョッキヌメルが強く、自分も東海予選翌日の月曜から調整開始。

1900スタートでさらっと1999まで行き、瞬間10位。軸の強さに感動する。

その段階で0時前とかだったので20チャレは持ち越し。翌日はいったん1900のサブロムから上げることに。しかしその後うまくレートが上がらず、19後半には何度も行くが溶かすのを繰り返す。正直運が悪かった+構築をいろいろと試していたので仕方ない部分はある。

 

6月3週目

中四国予選に参加。

予選は1-6。自分が下手な試合もいくつかあり勝ち越し程度は頑張ればできたと思うが、正直環境外の知らない殺しが多すぎて事故と割り切った。

とはいえレートも全然上がらず、1-6は結構心に来る負け方なので、構築は強いと思っていたこともありこの時期はかなりメンタルにも来ていた。

 

6月4週目

土曜日はオンライン予選に参加。3没でベスト32?

不利寄りのマッチではあったが、何かうまくかみ合わず負け。BO1トナメだし仕方ない。これが最終日前日。

さらに20チャレを逃し1920くらいまで溶かしたので1ロムで特攻する覚悟を決める。

 

最終日

昼過ぎに1999のロムを2週間ぶりに起動して潜り始め。全勝して2105で瞬間1位。

不利マッチはかなり引いたが運は良かったし、自分の立ち回りも冴えていた。

すぐに抜かれるが、寝る前の夜9時半段階でも4位。

この段階で1920のロムを動かすかは悩んだが、型バレを嫌ってたのと疲労がたまるのを嫌って回避した。結果的にこれが失敗。途中で無理そうなら切り上げればよかった。

 

早朝

4時起床。8時には家を出るのでシャワーを浴びて潜り始め。

1勝するが、2戦目にきつい並び引いて立ち回りがぶれて負け。

そこから大量の悪テラスに負けまくり、早朝の眠気にも負けて早々に撤退。

 

反省点

構築:

正直中盤より終盤のほうが通りは悪かった。明らかにきつい構築を気合で通し続けていた。ただしそれをするだけの構築のパワーがあったのも事実で、最終日に合わせたチューニングも結構生きた。記事にも書いた通りテラパゴスに薄くなってしまったのは事実だが、逆にその程度しか文句はない。

2週間の調整で選出立ち回り構築の最適解を見つけられたと考えている。

 

潜り方:

正直今月は名古屋広島と遠征してすごく楽しかったが、ランクマを1月に500戦近くやっている社会人がやることではない。

疲労がたまりまくっていることは考えておくべきだった。

ちなみにこれだけ遠征したうえで関東予選行かなかったことを少し悔やんでいるし、ラスチャレには行く。

平日でよいからきちんと休養を取って、少ない試合を集中して潜るほうが大事だったかもしれない。そうすればおそらく2ロム2000は最終日に用意できたと思う。

 

結局2ロム用意できなかったこと、早朝の眠気に負けたことが主な敗因。

早朝はカフェインでも入れて潜るべきだったし、きつい構築が結構いるのもわかっていたので、2ロムは絶対に必要だった。

本来は最終日に有給取るべきなのだがなかなか厳しく...。

今月は月末平日でなおさら厳しいのだが、今月の反省を生かして同じ轍は踏まないようにしたい。

幸い8月末は土日なので本命はそこかもしれないが。

 

 

S19使用構築 メガネバドレックス+チョッキヒスイヌメルゴン軸 最高2118

お疲れ様です。くりぷとんです。

今期は最後は溶かしてしまいましたが、久しぶりに2100に乗れたのと、同じ軸を使った身内(ひゅーず@itzrgsk)が16位を取ったこともあり、私も記事を書くことにしました。

 

最終日の昼2時頃に2100チャレを通し、瞬間1位まで行ったものの、早朝に起きて潜った結果1回勝った後にプレミして落としてそこからずるずる...という、明らかに潜り方が悪い溶かし方をしてしまったので非常に残念です。

朝にマッチングした構築は不利な構築が多かったのも事実ですが、やりようはあったなと思います。

 

構築経緯

関西予選2の1週間前の通話中

ひゅーず「来週の構築がない」

自分「今強そうな軸だけあるから調整してほしい」

 

ということで手渡した軸が

黒バドレックス@こだわりメガネ

ヒスイヌメルゴンとつげきチョッキ

水ウーラオス@こだわりハチマキ

アーマーガア@ゴツゴツメット

でした。

元々黒バドレックス軸を考えているときのヒスイヌメルゴンの性能に着目しており、裏に置くべきバドレックスの型としてこだわりメガネが適しているという判断をしました。

ヌメルゴンの強みはやはり「叩き落とす」であり、相手のスカーフやチョッキを落として一掃する動きが非常に強いと考えたためです。

この4匹+襷枠@1までは確定で、裏を詰めることになりました。

 

色々と試しましたが、今回は私の最終日に使ったもののみ記載します。

変更点や試した内容などは個別で紹介します。

各々調整したため、ひゅーずの構築とは割と細部が異なっています。

 

構築概要

バドレックス(黒馬)
テラスタイプ: ノーマル
特性: じんばいったい
性格: おくびょう
191(124)-94-101(4)-201(124)-121(4)-222(252)
アストラルビット / サイコキネシス / くさむすび / みらいよち

ウーラオス(連撃)
テラスタイプ: ノーマル
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
183(60)-198(236)-147(212)-74-80-117
すいりゅうれんだ / インファイト / アイススピナー / アクアジェット

アーマーガア @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: ほのお
特性: プレッシャー
性格: のんき
205(252)-107-172(252)-73-106(4)-77 *S29
とんぼがえり / ボディプレス / てっぺき / はねやすめ

ヌメルゴン(ヒスイ) @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: そうしょく
性格: おだやか
187(252)-108-121(4)-150(156)-199(84)-82(12)
りゅうせいぐん / ラスターカノン / はたきおとす / フェイント

パオジアン @ きあいのタスキ
テラスタイプ: でんき
特性: わざわいのつるぎ
性格: いじっぱり
155-189(252)-101(4)-99-85-187(252)
つららおとし / ふいうち / せいなるつるぎ / テラバースト

テツノワダチ @ ブーストエナジー
テラスタイプ: フェアリー
特性: クォークチャージ
性格: ようき
183(140)-151(148)-141(4)-82-91(4)-168(212)
じしん / アイアンヘッド / アイススピナー / テラバースト

 

個別解説

バドレックス(黒馬)
テラスタイプ: ノーマル
特性: じんばいったい
性格: おくびょう
191(124)-94-101(4)-201(124)-121(4)-222(252)
アストラルビット / サイコキネシス / くさむすび / みらいよち

下記記事の配分を参考にしました。

【S18最終90位レート2118】超火力押しつけバドラオスサイクル - しゃるの構築記事

もう少し火力が欲しいこともあり配分の検討も行いましたが、必要な耐久ラインは削れないと判断し、そのままの配分です。

構築の軸となる禁止伝説です。

非常に高い性能を持っている一方、環境でのメタも激しく綿密な立ち回りが要求されます。ノーマルテラスはミラーだけでなく、メタモン入りへ選出が歪まないのが非常に大きく、他のテラスタルではなかなか代替が難しいです。

一方で草結びの通らない悪タイプが苦しいのも事実で、構築全体の課題ではあります。

非常に高スペックで、3タテも珍しくはありませんでした。

 

ウーラオス(連撃)
テラスタイプ: ノーマル
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
183(60)-198(236)-147(212)-74-80-117
すいりゅうれんだ / インファイト / アイススピナー / アクアジェット

パンチグローブなども試しましたが、素直に火力の欲しい場面が多く、結局鉢巻での採用に落ち着きました。

鉢巻カイリューの減少、パオジアン意識でBに厚く振っています。副産物ですがスケショカイリューを下から殴れるのも偉いです。

ラスタルは悩みましたが、バドミラーで基本的に選出する都合上ノーマルになっています。

後述するヌメルゴンはバド以外に使うプランもあるため、いざというときに黒バドに突っ込む方法は必要と考え採用しました。一方で終盤では鬼火バドが多かったためなかなか切ることができなかったため、最終日だけ見ればテラスは他でもよかったかもしれません。

黒バドレックスの裏として素直に強く、あまり語ることはありません。

 

アーマーガア @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: ほのお
特性: プレッシャー
性格: のんき
205(252)-107-172(252)-73-106(4)-77 *S29
とんぼがえり / ボディプレス / てっぺき / はねやすめ

物理受けです。この構築の作成当時はコライドンが少なく、白バドが多かったこと、ゴチルゼルから逃げられることなどを意識して物理受けはアーマーガアとしました。

諸説ある部分はありますが、

・浮いているため毒びしが効かずフェイタルクローも無効のためオオニューラに強いこと

・鉄壁ボディプレスの詰め性能が高く、トリル+白バドレックスに十分戦えること

・物理受けでありながら暁ガチグマに弱くないこと

等偉い要素が多く、使い続けました。

S個体値29は色厳選していたらたまたま出たのでミラー意識で使いましたが、特に生きる場面はなかったです。

 

ヌメルゴン(ヒスイ) @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: そうしょく
性格: おだやか
187(252)-108-121(4)-150(156)-199(84)-82(12)
りゅうせいぐん / ラスターカノン / はたきおとす / フェイント

黒バドレックスを意識した特殊受けです。

他のテラスタルも検討しましたが、ノーマルテラスは草技とアストラルビットしかないバドレックスを完封できることがあまりにも偉く、変更には至りませんでした。

技構成や配分はかなり検討の余地があります。

技については「りゅうせいぐん」「はたきおとす」は確定です。

鋼技は必須ですが、キラフロルに打つことなどを考え「ラスターカノン」としました。瞑想カミの多い環境では「アイアンヘッド」が視野になると思います。

4枠目は最終日以外は「かえんほうしゃ」にしてSを上げることでハッサムを焼いていましたが、さすがにバレてきたのと終盤はミライハッサムがそこまで多くないと予想し、襷パオジアンに対面で勝てる「フェイント」としました。2回ほど生きたため成功だったと思いますが、汎用性では炎技になると思います。

他には「ドラゴンテール」などが候補です。

配分は、オーロンゲを抜きたいのでS82は必要と考え、残りはなるべくCを上げました。

HDラインももう少し欲しいので悩ましいところではあります。

 

パオジアン @ きあいのタスキ
テラスタイプ: でんき
特性: わざわいのつるぎ
性格: いじっぱり
155-189(252)-101(4)-99-85-187(252)
つららおとし / ふいうち / せいなるつるぎ / テラバースト

襷枠です。最終日以外はオオニューラでしたが、メタられていると感じたのと、強い先制技が欲しいと考え、最終日のみパオジアンとしました。水ウーラオスに選出するために電気テラバーストです。

無難に強いポケモンで、単体性能の高さで多くの試合を拾ったので変更したこと自体は正解だったと思いますが、テラパゴスが明確に重くなってしまったのは課題でした。

 

テツノワダチ @ ブーストエナジー
テラスタイプ: フェアリー
特性: クォークチャージ
性格: ようき
183(140)-151(148)-141(4)-82-91(4)-168(212)
じしん / アイアンヘッド / アイススピナー / テラバースト

補完枠です。地面タイプであること、スカーフイーユイより早いこと、Bエナカミやパオジアンに強いことなどが主な採用理由です。

この枠はいろいろと試しましたが、結局原案のテツノワダチに落ち着きました。

コライドン+イーユイに強く出るためフェアリーテラバーストを採用しました。

かなりテロ寄りですが、一切ケアされず対面したすべてのコライドンを破壊できました。取り巻きまで含め強いので構築の補完としては優秀でした。

またザシアン+イーユイ、ライコなどにも選出でき、優秀な補完でした。

 

結果は残念でしたが、自分の中では今世代で一番満足のいく構築が組めたと考えています。最終日に1位を取れたのも初めての経験でしたし、このルールはかなり楽しいのであと2か月頑張ってリベンジしたいと思います。

 

余談ですがTNのGutsmanV3は自分がちょいちょいやっているロックマンエグゼというゲームのキャラクターで、適当にTwitterで募集したらロクヤ(@rokuyayayaya)さんから来たので使いました。

結構長く使っているのでそろそろ変えようかなと思います。

 

古代活性構築・レギュF自分用メモ

結果を出していない構築をまとめたくないのだが、今後このルールで対戦することがある可能性を考えて、自分用に前期と古代活性オフで使った並びや思考を整理。 このルールをまた触る可能性は一応あるので。

今月サボって正直あまり詰められずメモ目的が主なので、かなり雑な書き方。

S16は中身は結構違うものの、最高204×と爆死。古代活性は3-2予選落ち。

明らかに構築を詰めきれなかった。

https://pokepast.es/06ddfaeb80a3bbbe0

フルアタパンチグローブウーラオスの初手性能が高いところから組み始め。 剣舞の方が単体性能は高いが、初手性能を意識して技範囲を広げている。

このときハバタクカミを初めとした特殊ATが重く、HDランドロスを2枚目に採用。 持久力ブリジュラスに抗うための大地、基本選出でキョジオーンなどで強引な崩しを確保するための地割れ。技は地面技3つ+蜻蛉返りであり自分が地面タイプであるという自覚が強い。余談だが、大地地割れだとグライオンクレセリアが出てこなければ(ドヒドハピクレべラッシャあたり)受けループにそこそこ強く枠の圧縮になったりもする。

3枚目は相手のウーラオスに強く出るためにタケルライコとした。地面タイプにも出せるようにブーストエナジー+水TBの採用。ウーラオス+地面への出し方を考えると、アクジェを半減するために水テラスが好ましく、氷Tはデメリットが大きいと判断。

この3枚だと崩しが怪しいため、残飯瞑想アシレーヌを採用。オフの構築を考えている時に人の記事をパクったが使用感は良い。 ドレキとムンフォは一長一短か。

次に構築の補完としてハバタクカミが欲しい。ブーストエナジーをタケルライコが持っているため眼鏡での採用であるが、あまり上手く行かなかった。襷やジャポも試したもののイマイチだったため、この枠は要検討である。

6枠目は崩しが欲しい。ラティやアシレが少し重く、剣舞3W炎オーガポンとした。この枠は検討の余地が大いにある。

 

構築としてラオスランドライコカミ@2はほぼ決定。

アシレーヌは使用感が良かったため継続したい寄り。

ウーラオスの型を変更する余地はある。具体的には神秘の雫などが上がる。

タケルライコとハバタクカミはブエナとメガネを入れ替えるのは大いにあり。S16はメガネライコという発想がなかったが、基本選出としてはブエナの方が理にかなってはいるのも事実で悩ましい。この辺は本当に考えるならもう少し回さないと無理かと。

炎オーガポン枠の物理ATは全く詰めきれておらず要検討。岩ポンパオジアントドロクツキなどが主な候補か。レギュFはかなりステロに寄った環境であり、もう少し展開に寄せて組む方向性もあり。

練る余地自体はまだあると思うため次このルールでランクマがあれば…というところ。