megagengar’s blog

メモとか思ったことを適当に

S8最終38位 レート2117 メガネテツノツツミ+チョッキハッサム軸 

初めましての方が殆どだと思います。 くりぷとんと申します。 
関西のオフに昔から出ている主に6〜7世代の人間ですが、今世代はちょいちょいポケモンをしており、今シーズン結果を出すことができたため、久しぶりに構築記事を書くことにしました。 

TN Scarlet  S8最高最終レート2117  最終38位


日曜日の夜2100に乗った(その段階で7位でレート2101)のでそのまま保存するつもりでしたが、最終日の早朝の様子を見ると2101で残れるかはかなり怪しかったため出勤前に1戦だけ潜って保存しました。
余裕があれば最終日ももっと潜りたかったのですが、今月はサブロムを用意する時間的な余裕が無く、1回はSVで最終2桁に乗りたかったため断念。話を聞く様子では最終日の環境的には微妙だったようなので結果的には良かったのかもしれません。

ただこれで今後は溶かすことを怯える必要がなくなったので次に上位を狙えそうなときは攻めたいですね。

・構築経緯 
最初にDレギュレーションの構築を考え始めた際、メガネポケモンアイコン 991.pngポケモンアイコン 892.pngポケモンアイコン 1002.pngにフェアリーテラバーストを打つ立ち回りが強いと考えました。特に初手パオジアンに動きやすいのはかなり評価が高く、立ち回りの幅も広く取れるため、ここから構築を組み始めました。

この場合最も困るのは相手のポケモンアイコン 987.pngです。ポケモンアイコン 991.pngポケモンアイコン 987.pngが対面した際に引き先を用意できないとゲームが終わってしまいます。この枠はポケモンアイコン 462.pngなども色々試しましたが、最終的にはチョッキポケモンアイコン 212.pngに落ち着きました。先制技と蜻蛉返りに加え格闘打点があるのが非常に偉く、ハバタクカミに限らず特殊アタッカーに対しての立ち回りがかなり広くなり、さらにポケモンアイコン 778.pngポケモンアイコン 1002.pngにも抗えます。加えて環境に多いフェアリーテラスタルへの牽制にもなります。

次に自分のポケモンアイコン 987.pngを採用しました。このポケモンは構築に採用しない理由がないレベルには強いと考えており、今回は多くの低火力ポケモンを起点にできる瞑想身代わりとしています。配分や技構成などはかなり悩みましたが、相手のブーストエナジーカミをハッサムで流せることから、ミラーを割り切ってSをかなり下げてHBに寄せています。

また初期はクッション兼盤面作りとしてポケモンアイコン 1003.pngを採用していましたが、ウーラオスが厳しいのとパワーが足りないと感じ、結局地面枠はポケモンアイコン 445.pngを採用しました。鋼テラスと鉢巻を持つことで崩しと対面性能の両立が可能となります。

ここまでが軸で@2は補完となります。

まずはポケモンアイコン1000.pngを採用することにしました。理由は欠伸や胞子などを受ける手段がなく、相手の搦手への対処が面倒なためです。

具体的な役割対象はポケモンアイコン 861.pngポケモンアイコン 887.pngポケモンアイコン 700.pngポケモンアイコン 286.pngポケモンアイコン 977.pngポケモン アイコン 903.pngポケモンアイコン 991.pngなどになります。特に終盤に結構数のいたドラパルトを上から殴れるポケモンが欲しかったため、持ち物は拘りスカーフとしました。キノガッサに地ならしを打たれても対面で勝てること、殴り性能だけでなくトリックにより展開防止ができることなどを評価しています。

6匹目はポケモンアイコン 149.pngを採用することにしました。

かなり曖昧な採用ですが、この枠は物理クッションが欲しいものの、ポケモンアイコン 1004.pngポケモンアイコン 485.pngにあまり隙を見せたくない…ということでHBベースのカイリュー以外に選択肢がありませんでした。技構成も無限に試しましたが、出す頻度が低く、ゴツメ+羽休めだけで遂行できるポケモンに出すこと、受けポケモンを崩したいと考えたことから身代わり+炎の渦としました。この技構成にしてからは結局1回も出していませんが、ポケモンアイコン 992.pngポケモンアイコン 902.pngポケモンアイコン 977.pngポケモンアイコン 980.pngなどが役割対象です。

この枠はかなり要検討で、今回は見た目の圧で採用した側面がかなり強いです。

このような流れで構築が完成しました。 個別紹介に移ります。

Shiny Sprite

テツノツツミ@こだわりメガネ フェアリーテラス 

131-×-135(4)-176(252)-80-206(252+)

ハイドロポンプ/れいとうビーム/フリーズドライ/テラバースト

ハイドロポンプが当たれば」最強ポケモンだと思います。 上からの高火力と最低限の物理耐久は文句のない性能で、非常に高いスペックがありました。 妖テラバーストは強かったですが、他のポケモン、特にガブリアスにテラスタルを切りたい場面も多く出来るだけ冷凍ビームの一貫を作るのが大事です。

とはいえ相手のヒードランの被選出率が高く、割り切ってハイドロポンプを打つ試合が多かったというのが正直なところで、このあたりは改善の余地がかなりあります。

Shiny Sprite

ハッサム@とつげきチョッキ 水テラス 

177(252)-178(92+)-120-×-121-85

とんぼがえり/バレットパンチ/インファイト/どろぼう

主にハバタクカミに出しますが、他にはミミッキュテツノツツミなどにも出していけます。 最初は全く信用していませんでしたが、慣れてくるとかなり器用に動けることが分かってきました。このポケモンをいかに残すかが鍵となる試合も多かったです。

ラスタルヒードランやイーユイに稀に切る水テラスタルです。あくまで緊急手段なのであまり使うことはないですが、ヒードランとの偶発対面で数回使用したのでこれでよかったと思います。

技構成の4枠目は草分けと泥棒で選択ですが、終盤サーフゴーが増えたのと甘えるカミが減ったことから泥棒で良いと思います。

配分はハバタクカミの眼鏡シャドーボールを2耐え、残りAです。ステルスロックバレットパンチでASパオジアンが倒せるまでAを上げています。ディンルーでステロを撒いていた時期の名残ですが、Aが欲しい場面は結構多く、良い感じの配分であったため使い続けました。

Shiny Sprite

ガブリアス@こだわりハチマキ 鋼テラス 

183-182(252)-116(4)-105-169(252+)

じしん/げきりん/アイアンヘッド/ほのおのキバ

シンプルに強い地面枠です。 とにかくウーラオスの上が取れてかつ鮫肌で削りが入るのが偉いです。パンチグローブが多すぎて鮫肌は気持ちだけですが、型判別できるのもメリットです。

他にはサーフゴーやイーユイ、ヒードランなどに強く、ハッサムやハバタクカミとの補完も良いのが大きく、相手の鋼毒テラスにも対応可能です。テラスを切って鋼タイプになるとミミッキュやハバタクカミに強いのがかなり偉いものの、地面格闘が弱点になるのでテラスの切り時は考える必要があります。

ただしメインウェポンにともに無効タイプがあるため、技選択はかなり慎重になる必要があり、実際には裏やテラスタルにお祈りすることも多いです。

技構成は地震逆鱗アイヘまでは確定で、4枠目は任意です。とはいえ炎牙でハッサムを処理した試合が2戦ほどあること、草テラスや浮遊の鋼テラス、風船サーフゴーなどに打てるなどメリットが多く、無難な採用と思います。

Shiny Sprite

ハバタクカミ@ブーストエナジー 水テラス

157(212)-×-92(132)-170(116)-156(4)-177(44+)

ムーンフォース/シャドーボール/めいそう/みがわり

初期はこのポケモンで詰める立ち回りが多かったですが、最終的にはそのルートも取れる程度の立ち位置に落ちつきました。

技構成は、瞑想+ムーンフォースは確定です。加えて最終的にサーフゴーの増加や毒鋼テラスの増加のためシャドーボールも欲しく、最後の枠は身代わりにしました。

身代わりの枠は選択ですが、ヒードランマグマストームモロバレル、チオンジェン、キョジオーンなどを考えるとあって損はないので、他の技を採用する場合はそれなりの理由は必要と思います。

最初にも書いたようにこのポケモンはシンプルに強く、通りが良い時には積極的に出していきます。終盤はミミッキュハッサムが多く選出頻度はやや下がったものの、随所で勝ちを拾ってくれました。

配分はハバタクカミをハッサムで見ることにしたため、ミラーは妥協してSはかなり下げました。具体的には2舞した準速カイリュー抜きとしましたが、これが生きたことはなかったためもう少し下げても良かったかもしれません。 耐久は特殊と撃ち合うことも多いためなるべくHPに振りたく、テツノツツミのハイドロポンプなどを意識してある程度のHPを確保しつつ、B方面もある程度確保しました。

Cは実数値170としていますが、これは調整途中の配分がS171(最速ガブリアス+2)であり、SブーストをするためのCの最大値であった名残です。176まで上げる選択肢もありましたが、結局火力より耐久の確保を優先しました。このように配分がかなり曖昧なのですが、なんだかんだうまい感じに活躍してくれました。

Shiny Sprite

サーフゴー@こだわりスカーフ 水テラス

163(4)-×-115-185(252)-111-149(252+)

シャドーボール/ゴールドラッシュ/トリック/テラバースト

サーフゴー枠です。上にも書いたように搦手への勝率が低く、サーフゴーの採用が好ましいと考えました。 キノガッサやドラパルトなど基本選出で面倒な相手に出していきます。

正直もう少しうまくサーフゴーを絡めた選出が用意できればよかったとは思いますが、必要な役割は遂行してくれたので許容範囲と思います。

テラス水は一応ヒードランイーユイにも投げれるようにするために入れました。何気に面倒なランドロスへの打点にもなります。(1回も切ってないですが…)

Shiny Sprite

カイリューゴツゴツメット 水テラス

197(244)-154-161(252+)-108-122(12)-100

ほのおのうず/じしん/みがわり/はねやすめ

カイリュー枠です。ここだけは本当に纏まらず、結局受けポケモンの処理ルートが薄いことから見えない崩しを担わせることにしました。

この枠は誰かで毒菱を消せるようにする案もあったのですが、瞑想カミで詰める試合が減った上、毒菱そのものも減り、鋼2枚構築ということで最終的に不要と判断しました。

中盤はゴツメの神速地震@ノーマルテラスで選出にも多少は組み込めていたのですが、終盤はうまく出せることが少なく、崩しと削りに特化させました。テラス水はヘイラッシャ意識です。ヘイラッシャの処理ルートがサーフゴーを出せない場合かなり雑なので、そこに組み込めるようにするべきだったようにも思います。

 

正直終盤に無理矢理構築を纏めたため不完全な部分もかなりありますが、それなりに勝てたため満足はしています。

土曜朝に2000位くらいから開始、土日で35-14で瞬間7位、2100まで上げることができました。2000からは9-2で2100まで上がっているのでやはりこのゲームは連勝が大事ということを改めて実感しました。

終盤の追い上げと最終日の1戦だけとはいえ、ランクマ終盤にそこそこ勝てたのは8世代のダイマ無しシングル以来なので、約3年ぶりに楽しめました。久しぶり過ぎて緊張がやばかった...。

8月はリアルの都合もありどこまで潜れるか微妙なのですが、9月までには余裕ができる予定なので、9月はがっつりやりたいと考えています。9月の雷撃にも参加する予定なのでそれらを目標にやっていくつもりです。よろしくお願いします。